1738年の創業、280年に渡る伝統の軌跡
時として、時代の影響力に流されないものが存在する。1738年の創業以来、ジャケ・ドローは、常に創業者ピエール-ジャケ・ドローの真髄である革新的な精神と洗練された美しさを追求してきました。初めてジュネーブに工房を構え、この並外れた先見性を兼ね備えた発明の天才は、丹念な装飾を施した驚くべき作品、人造人間とも呼ばれたオートマタ(機械式からくり)や、オルゴールを搭載した時計などを紹介するため、ヨーロッパや中国の宮廷と駆け巡りました。この啓蒙思想の時代に誕生した優雅で冒険的なフィロソフィーは、今日も我々のアイデンティティーの中核を担っています。
創業以来、ジャケ・ドローの腕時計は、デザイン・素材・豪華な装飾に機械式腕時計の並外れた繊細さを融合しており、複雑な機械を搭載したコンプリケーションウォッチや、ブランドを象徴する「グラン・セコンド」などに採用されているエナメル文字盤の純粋さ、そして、アトリエ・オブ・アート(伝統工芸技術を受け継ぐ工房)でジャケ・ドロー専任のアーティストが装飾技術(細密画・彫金・パイヨンエナメル等)を施したモデルなどがあります。限定コレクション『ニューメルス・クロウズス』などジャケ・ドローの真髄は、創業からおよそ3世紀に渡り完全なまでに21世紀に受け継がれています。